最低限必要なもの
グリップ交換に必要な道具や材料については次の通りです。(あくまでも最低限です)
①グリップカッター、②グリップ交換溶液、③両面テープ、④クラブを拭くタオルがあればグリップ交換は可能です。
ただ、あくまでも最低限ですので、ほかにあったら助かるし、より簡単にきれいに仕上げることができる道具もありますので、準備できる方は揃えておくと便利でしょう。
作業手順
1 消耗した古いグリップをクラブからグリップカッターを使って切り離します。グリップカッターはゴルフショップなどで比較的安く購入することができます。
グリップの根本に差し込んで躊躇なく切り、グリップからむしり取るように剝がしてください。
4 シャフトをきれいに拭きとったらシャフトに両面テープを張り付けていきます。
グリップは伸縮するのできちんと取り付けるためにグリップの長さを確認し、シャフトに同じ長さのところにしるしをつけておきましょう。
今回使用した両面テープは幅広の50ミリ。ほぼシャフトの太さと同じなので一重巻きが容易にできます。
テープ幅が20ミリなどの時はヘッド側からグリップエンド側に張っていき折り返す巻き方やらせん状にグリップエンドまで巻いていく方法もあります。
5 両面テープを巻いたら、グリップ交換溶液をグリップ内に流し込むかスプレーします。ここでグリップエンドの穴をティーなどでこぼれないように塞いでおきましょう。
※グリップ交換溶液もゴルフショップなどで購入できますし、キャンプのランタンなどで使用するホワイトガソリンを代用することもできます。
6 シャフトの両面テープの上に交換溶液を掛け、粘着剤を溶かします。この後時間をかけずにグリップを差し込んでいきます。
※ここでの便利グッズは
万力があるとシャフトを固定できズレずに均等にグリップを一気に差し込むことができます。また、シャフトの下に受け皿を置いておくと溶液を再利用することができます。
7 シャフトに差し込みが完了したら、グリップの向きを確認します。グリップが途中で一部太くなっていないか。長さは一定かなどを確認してラインが曲がっているようなら接着が固まる前に手で修正することができます。
さらにはみ出した溶液などを丁寧に拭きましょう。
そして、最後に交換で切り離したグリップなどはゴミ処理を忘れずに。環境を大事にする心がゴルフの上達にも繋がります。
今回はグリップ交換の作業手順についてザックリと記載しました。雨や汗によりグリップが滑ってしまっては良いショットは打つことができません。交換に自信の持てない方はショップなどでグリップを購入すると無料で交換していただけるはずです。でも、自分で交換することでクラブに対する愛着が増し、クラブの性能についても学んでいくことになるので、また違った視点からゴルフを考えていく楽しさもあります。
失敗を恐れずにチャレンジしていきましょう。何事も。
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